HomebrewでインストールしたMariaDBのサーバー起動時自動起動について

     

公開日:2020.04.18

     

最終更新日:2020.05.04

現在稼働中のこのサイト、DBにはMariaDBを利用しています。本当はソースコードからインストールしたかったのですが、OpenSSLやらなにやら考えると結局Homebrewでインストールしてしまった方が楽かなと思い、Homebrewで構築しました。で、特に問題ないかな(Mroongaがエラーでインストールできない点を除いては)と思っていたのですが、MariaDBの起動で躓きました。Homebrewのコンセプトとして、インストールしたユーザーの権限で動くことがあるため、そのままだとHomebrewをインストールしたユーザーでログインしないと動いてくれない。その設計思想は尊重するものの、サーバー起動したら自動でMariaDB上がってくれないと何かと不便なのも事実。で、

$ sudo brew services start mariadb

としてroot権限で動かせばサーバー起動時にMariaDBも起動するかなと思ったらだめ。おまけに挙動も怪しい感じに。で、調べたところ、こんな感じでMariaDB関連の所有者を_mysqlにすることで解決。上の2行は状況によっては不要ですが、MariaDB自体起動させているかどうかにかかわらずこれでサーバー起動時に自動でMariaDBも起動してくれるようになりました。

$ brew services stop mariadb
$ sudo brew services stop mariadb
$ sudo chown -R _mysql: /usr/local/var/mysql/
$ sudo brew services start mariadb

元に戻したいときには逆をすれば良い。

$ brew services stop mariadb
$ sudo brew services stop mariadb
$ sudo chown -R <user_name>: /usr/local/var/mysql/
$ brew services start mariadb

HomebrewでMariaDBをアップデートする際にはデータディレクトリに対しては触らないので気にせず、通常通り

$ sudo brew services stop mariadb
$ brew upgrade mariadb
$ sudo brew services start mariadb

でOK。MariaDBに関わらず、他でも一緒だと思います。

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